区内を中心にまちづくり活動を行うNPO法人I Love つづき(中川)が7月30日(日)、「都筑産小麦と野菜を使った商品化プロジェクト」のキックオフイベントをハウスクエア横浜内の「シェアリーカフェ」で開催する。
農業が盛んな都筑区の特徴を生かし、区内で生産された小麦や野菜、果物を使って都筑の名物を開発することや、地産地消の推進を目的とした企画。まちの活性化に取り組む団体を支援する、(株)横浜都市みらい主催「2017都筑mottoいきいき元気プロジェクト」の助成を受けている。
商品には地域活動支援センター都筑ハーベスト(茅ケ崎東)の小麦「ユメカオリ」=上写真=とマルイファーム(東方町)のブルーベリーを使うことが決定。すでに保育園の調理師や地元パン屋、小学校教諭など約15人の企画メンバー内で、うどんやまんじゅう、クッキーなどのアイデアが出ているという。
キックオフイベントでは、参加者たちの交流や小麦生産者の紹介、商品化までの概要説明などが行われる。プロジェクトリーダー、中聡美さんは「都筑が好きであれば、誰でも参加できる企画です。是非、たくさんの方々に参加していただき、地元のアイデアや思いが詰まった商品を生み出したい」と語った。
8月からは都筑ハーベストの畑の見学や収穫体験、商品化のための講座、公開試食会を行った後、来年2月の完成を目指す。
生産者の思い
小麦を納品する都筑ハーベストは精神障害者の就業支援を行っており、農作業を通して健康を回復し自立心を養う施設だ。小林良輔所長は「これをきっかけに地域の方々が身近な場所に畑があることを知ってほしい。さまざまな人たちが、分け隔てなく交流できるようなまちにしていきたい」と話す。
![]() 小麦を手に持つリーダーの中さん
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