山田富士公園で3月7日、北山田小学校(板倉千鶴校長)3年生62人による桜の植樹式が行われた。
桜を寄贈したのは現在、北山田駅近くでマンション建設中の(株)コスモスイニシア。同社は子どもにまちを愛してもらおうと、全国各地の公園や保育園などに花や木を植える「ハナサカ活動」を実施している。今回の植樹式は、北山田商業振興会の鏑木泰会長や山田富士公園愛護会の栗原紘二会長などの協力のもと実現。日本原産の桜である「ジンダイアケボノ」5本を同公園に寄贈した。
式の始めに、同愛護会の栗原会長は「桜がみんなと一緒にすくすくと育ち、公園が明るくなってもらえれば」とあいさつ。また、都筑土木事務所職員から、桜は約600種類もあることや、ジンダイアケボノはソメイヨシノとほぼ同じ時期に咲き、病気に強いことなどが説明された。その後、児童がスコップを持ち「大きくなあれ」「きれいになあれ」などと願いを込めながら、順に肥料や土をかけ植樹作業を行った=写真。
参加した女子児童は「普段、何気なく見ていた桜を、前よりも大切にしようと思った」と感想を述べた。
最後に、同社を代表して岡村さゆりさんは「子どもたちが植樹した桜の成長を楽しみにしながら、公園に訪れてもらえればうれしい」と話した。
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