都筑消防署(星野雅明署長)は8月31日、迅速な人命救助に貢献したとして、都筑スポーツセンター職員の小野卓馬さん(28)と九段坂病院看護師の池上美里さん(31)に感謝状を贈呈した。
今年7月、同センターでバドミントンを終えた30代男性が、突然意識を失い倒れた。現場に居合わせた池上さんが119番通報し、小野さんと協力して胸骨圧迫とAED(自動体外式除細動器)を用いて、迅速に救命措置を実施。救急隊が到着する頃には、男性は意識を回復し、現在は社会復帰しているという。
小野さん、池上さんともに人命救助の現場に遭遇したのは初。池上さんは「1人じゃなくて良かった。周囲の方の協力も大きかった」と振り返る。
2人は仕事柄、AEDの使い方を確認する救命訓練を定期的に実施しており、星野署長は「日頃の訓練が良い結果につながった」と評価。小野さんは「皆さんに安心して利用して頂けるよう、万が一の場合に備えてより一層、訓練に力を入れていきたい」と話した。
都筑区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>