都筑小学校の6年生が校内で野生動植物の生息地「ビオトープ」を作っている。東京都市大学(牛久保西)で環境保全などを研究している田中章教授=人物風土記で紹介=の協力を得て3月11日、同大学内から15種類の動植物を小学校の手作りビオトープへ移植した。
◇ ◇ ◇
都筑小の6年生は総合の時間を使い、区内の自然環境を守る方法を模索してきた。独自でビオトープを作るなど活動を進めてきたが、ひとりの児童が「一般公開している田中教授の講座を聞いたことがある。話を聞きたい」と話したことから、昨年10月、クラスで同教授を訪ねた。快諾した教授は児童へビオトープの役割などに関する授業を大学で行ったあと、実際に児童らが作っているビオトープへアドバイスを送り、特殊なビニールシートや砂などを小学校に贈った。当日は、14人の児童が田中教授の管理する約170種類の植物と110種類以上の生物が生息している同大学のビオトープを訪れ、カエルの卵やガマなど15種の動植物を分けてもらった。児童は「学校の外からも動物がくるビオトープにしたい」と目を輝かせた。田中教授は「小学生が環境に興味を持ってくれることが嬉しい」と話す。
|
|
人生100年時代の消費者トラブル対策 参加無料先着400名 申し込み不要 当日直接会場(港南公会堂)へお越しください https://www.yokohama-consumer.or.jp/study/lecture/detail2207.html |
<PR>
都筑区版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
|
|
<PR>