「令和」始まりとなる記念すべき日――。今、都筑区内では横浜環状北西線の整備事業や川和町駅周辺の区画整理事業などが着々と進んでいる。新時代「令和」に変わる都筑区内の現在を取材した。
横浜市と首都高速道路(株)は、区民も多く利用するであろう横浜環状北西線の工事を川向地区などで進めている。北西線は横浜北線・第三京浜道路「横浜港北JCT」と東名高速道路「横浜青葉IC・JCT(仮称)」を結ぶ延長約7・1Kmの自動車専用道路。
2020年の東京オリンピック・パラリンピック開催前までの開通を目指し、北西線整備に伴う一般道路の新設工事などが東方地区、川向地区等で行われている。
区内の中心部ではセンター南駅構内に令和元年の今秋、パスポートセンターが開設。市が設置、運営し、同駅構内に新たなカフェや写真店、印紙販売店などもできる。
また、センター北、南両駅間にある商業施設「港北みなも」前の広大な空地(中川中央)の整備予定代表企業が決定しており、地質調査などが進められている。ボッシュ(株)のオフィスや研究施設と区民文化センター機能を持つ、延床面積約5万5000平方メートルの施設が2023年頃に完成予定。
区南部、川和町駅周辺も土地区画整理が進む。2008年の同駅誕生から10年で、平均乗降者数が1日平均8000人以上と約2倍に増加。昨年7月に同駅周辺西地区の土地区画整理事業の起工式が行われ、着々と開発の準備が進んでいる。今後、広大な農地を住宅や商業施設、公園などにしていく。土地区画整理組合は2022年6月頃の完工を目指すとしている。
令和元年の今秋は都筑区制25周年。都筑区ふるさとづくり委員会では「都筑区制25周年ロゴマーク」を作成し、団体、企業に同マークの利用を促している。
現在、花と緑の名所を区民から募集する「つづき みどりと花の名所25選」などで行政は25周年をPR。11月3日の区民まつりでも周年事業を予定している。
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