市営地下鉄センター北駅前にあるセンター北広場では現在、設置以降初となる芝生の張替工事が行われている。都筑土木事務所によると、芝はこれまでよりも丈夫な品種になり、基盤も保水性の高い仕様になるという。工事は3月末を目途に終了させる予定。
センター北広場はセンター北駅やモザイクモール港北、プレミアヨコハマなどの商業施設に囲まれており、全面積が2519平方メートル。その内、約1300平方メートルの芝部分が老朽化したことで今回の張替工事を実施している。
芝生は以前の品種よりも丈夫な洋芝に張り替えられるほか、芝生下の植栽基盤に保水力の高い土壌を敷くことで芝生の育成に役立てるという。孫とよく訪れるという60代の女性は「便の良い場所にあるので買い物ついでに立ち寄る。まちの雰囲気も良くなるのでは」と期待を寄せる。
同広場は2005年に独立行政法人都市再整備機構が、緑の自然環境を保存するなどの基本方針を盛り込んだ港北ニュータウン開発事業の一環として設置。横浜市が保有する現在も、買い物途中の親子連れや、定期的に開催されるイベントなどで賑わっている。
同広場でセンター北まつりやドイツクリスマスマーケットなどのイベントを実施しているセンター北商業振興会の横田雅之会長は「自由に誰でも使える開放的な場所。3月21日、22日はセンター北まつりの実施に伴い、限定開放されます。ぜひお越しください」と呼び掛ける。広場を管理する都筑土木事務所の水上典男副所長は「駅前広場にふさわしい緑の景観をご提供できると思う。芝生を大切にする温かい目で見守ってほしい」と話す。
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