東名高速道路と第三京浜道路等を結ぶ「横浜環状北西線」(通称・「ほくせいせん」)が3月22日、約8年の工事を経て開通した。開通時刻の午後4時をすぎると、日曜日の夕方ということもあって早速多くの車が新路線を利用した。
同路線は東名高速「横浜青葉ジャンクション(JCT)」と第三京浜「横浜港北JCT」を結ぶ自動車専用道路で、総延長約7・1Kmのうち約4・1Kmがトンネル構造となっている。
先行して2017年に完成した横浜北線(横浜港北JCT〜首都高横羽線「生麦JCT」)とも直結しているため、今回の開通により東名高速から横浜港エリアへのアクセスが格段に向上した。従来は保土ヶ谷バイパス経由で約40〜60分を要していたところ、北西線・北線ルートを使えば約20分に短縮できるという。
横浜港だけでなく、東名高速から川崎港や羽田空港への輸送ルートが短縮されたことで物流の効率化が図られ、経済活性化や国際競争力の向上にも期待がかかる。また今回の整備効果として、保土ヶ谷バイパスをはじめとする並行道路の渋滞緩和や周辺地域の生活環境改善も挙げられている。
北西線の整備事業は横浜市と首都高速道路(株)が共同で実施。総事業費は約2600億円。12年に整備が開始されると用地取得もスムーズに進み、目標としていた東京2020オリンピック・パラリンピック前の開通が実現した。
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