横浜市歴史博物館(中川中央1の18の1)で3月21日(日)まで特別展「横浜の仏像―しられざるみほとけたち」が開催されている。
飛鳥時代から南北朝時代の横浜市域に伝わる仏像や、非公開だった秘仏、新出の仏像が展示されている。同展を監修した横浜市文化財保護審議会委員で清泉女子大学名誉教授の山本勉さんは「展示されるのが初めてのものも多く保存状態の確認が大変だった」と振り返る。
同展は、横浜市が行う文化財調査が50年の節目を迎えたことや時代の変化と共に多彩な姿を見せる横浜の仏像を紹介するために開催。横浜市域に限定し仏像を紹介するのは初めてという。会場には市内28カ寺、県内1カ寺から集められたおよそ40体のみほとけたちが集結。都筑区の清林寺にある「菩薩立像(伝照観音菩薩像)」も展示されている。山本さんは、「仏像は時代に応じた変化が見えるので順番に見ているだけでも面白い。ぜひ足を運んでみて」と話した。
【開催概要】
■会期 〜3月21日(日)
■会館時間 9時〜16時30分(券売は16時まで)
■休館日 月曜日
■主催 (公財)横浜市ふるさと歴史財団、横浜市教育委員会
■観覧料 一般1,000円、大学・高校生700円、小・中・横浜市内在住65歳以上500円
※新型コロナウイルス感染拡大防止のため人数制限を実施中。同館HPからの日時指定オンラインチケットからの購入もあります。
詳細はこちら https://www.rekihaku.city.yokohama.jp/
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