横浜市はこのほど、2020年の国勢調査について独自の集計による人口・世帯数の速報値を発表した。1世帯あたりの人員は2・15人で過去最少を更新し、世帯の小規模化が進んでいることが明らかになった。行政区別にみると、都筑区は市内で最も大きい2・53人でだったものの、2015年の前回調査の2・63人よりも減少した。
市内の人口は377万8318人(男性186万5940人、女性191万2378人)で、前回調査から5万3474人増加。世帯数は10万7771世帯増えて175万3389世帯となり、人口とともに過去最多だった。
人口増は鈍化傾向
都筑区は前回から1401人増えて21万3152人だった。人口増減率は市内で10番目に高い0・7%増だったものの、前回調査(10-15年)の5・2%増に比べて増加傾向が鈍化していることがわかった。
人口が最も多かったのは港北区で35万8678人だった。最小の西区は10万4917人で増加率はトップ(6・5%)だった。人口が減少したのは港南区・旭区・金沢区・栄区・泉区・瀬谷区の6区で、人口19万9033人の金沢区は減少数(△3196人)、減少率(△1・6%)ともに最も大きかった。
1920年の第1回調査時に42万2938人だった市内人口は、55年に100万人、70年に200万人を超え、90年に300万人を突破した。人口の増加が続く中、増加率は95年から5%未満と伸びが鈍化。今回の調査では1・4%だった。
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