「怖くて乗れなかったのがあっという間の2時間で乗れるようになる」と話題を集める場所がある。一般社団法人アジアニューブランド協会の松永猛さん(大丸在住・52)の主宰する自転車教室だ。参加費が必要な教室だが、スタートから4年で利用者は3000人を超える。松永さんは「最近は練習場所がなかったり、両親が共働きで教える時間がない人も増えている。家庭環境も多様になっている中で社会課題を解決できるような事業になれば」と思いを込める。
これまで電気メーカーや広告代理店に勤務していた松永さん。偶然目にした新聞で「自転車初乗り指導協会」があることを知り、浜松にある本部に問い合わせたことから活動が始まった。「小さい頃から誰もやっていないことに挑戦することが好きだったのでその思いが繋がっているかもしれないな」と白い歯を見せる。
昨年夏から大人の自転車教室も開始。コロナの影響で自転車の需要が増えて参加者も増えているという。「最大の指導ポイントは褒めること。乗れるようになった時の笑顔が嬉しい」と話す。
都筑区内はもちろん横浜市内や都内でも教室を開催する松永さん。「開催場所を広げていき、チャレンジすると新しい世界が広がっていく楽しさを伝えていきたい」
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