コンパクトシティを掲げ川和町駅と県道12号(横浜上麻生線)が交差する東西約350m、南北約600mにわたる施行面積約7・3ヘクタールで行われている市営地下鉄グリーンライン川和町駅周辺西地区の土地区画整理事業。2018年から21年3月完成を予定し基盤整備工事が行われているが、新型コロナの影響もあり今年度中の工事終了を目指し計画が進められている。同地区土地区画整理組合の岩澤伸夫理事長は「工事は大体75%完了し順調だ」と話した。
横浜川和の里
土地区画整理で掲げる川和町のまちづくりのデザインコンセプトは「住む×愉しむ=育てる」。農地が多いエリアだからこそ緑や自然を基調とし、「みどりとともにみどりのように育つ川和町」と思いを込めた。
また新たに街の名前として「横浜川和の里」と名付けられた。人がまちと共にのびのびと育っていけるよう、川和駅前地区ならではの風景を生かしながら、都会的なテイストやデザインされた施設を織り交ぜながら居心地の良い暮らしの環境づくりが進んでいる。
商業施設等も着工へ
基盤整備工事後には、大規模商業施設やファミリー向け分譲マンション、シニア向け分譲マンションの建設が計画されている。商業施設に関しては7月に着工、来年の秋口にオープン。分譲マンションについては6月に着工、再来年の春の入居を予定している。岩澤理事長は「商業施設に対し地域住民からの期待を感じている。ここだけで暮らせるような多機能なまちを目指している」と話した。
同事業計画では川和地区へ約1600人の人口増を見込んでいる。工事の完成に向け岩澤理事長は「この十年地域の皆さんのお陰でここまで来ることができた、良いまちができると期待してもらえるよう最後まで駆け抜けたい」と力を込めた。
都筑区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>