横浜市営地下鉄センター南駅の構内にピアノが設置されてから1周年を記念したイベントが6月25日、同所で開かれた。ピアノとヴァイオリンの演奏に合わせて「劇団かかし座」による影絵のパフォーマンスもあり、駅利用者らが立ち止まって耳を傾けていた=写真。主催したのはセンター南駅ピアノ運営委員会(金子進委員長)。
誰でも自由に演奏を楽しんでもらおうと、同委員会が昨年2月、同駅構内の1階自由通路にピアノを設置した。これまで様々な世代の人が演奏を披露し、まちの活性化にもつながっている。
新型コロナウイルスの影響で使用を制限する期間もあり、今年2月で1周年を経過したが、感染症の状況を考慮してこの日の開催となった。
ピアノとヴァイオリンの音色を響かせたのは横浜を拠点に演奏活動に取り組む「Katochan姉妹」。ピアノは姉の加藤千佳さん、ヴァイオリンは妹の加藤かな子さんでクラシックやポップスの名曲を披露した。また2人の演奏に合わせて「劇団かかし座」のポケット班4人によるパフォーマンスもあり、手を使って様々な動物を登場させた。
駅利用者らは思わぬ本格的なステージとあって足を止める人も多く、子どもたちは手拍子しながら楽しんでいた。
金子委員長は「子どもから大人まで様々なジャンルの曲を弾いて楽しんでいる。今回はコロナ禍とあって事前に告知しなかったが、多くの人に喜んでもらえたと思う。これからコロナが落ち着けば、イベントを開いていきたい」と話していた。
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