県立川和高校の女子ハンドボール部が11月23日に行われた神奈川県ハンドボール新人大会決勝戦で高津高校を12対11で破り、優勝した。同部は県内でも強豪校の一つして知られるが、県大会新人戦で優勝するのは2008年以来2回目。部員たちは関東大会、全国大会への出場を目指し、練習に熱が入る。
「7年間一緒に戦ってくれた先輩たちの積み重ねに加え、今年は力のある選手が揃った」と話すのは同部顧問で着任7年目の松久雄広教諭。
10月25日に開幕した同大会は1・2年生が主役。同部には中学生の時にハンドボール経験がある部員が多く、特に1年生には中学校で県選抜に選ばれた部員が4人いる。
川和は藤沢西戦に25対12、湘南台戦に26対7で勝ち進めると、準々決勝の横浜創英戦ではリードを許す場面もあったが、14対13の接戦を制した。準決勝では荏田と対戦し、16対11で勝利。決勝の高津戦でも12対11で接戦を制した。
キャプテンで部長の2年生、古橋凛子さんは「すごく嬉しいが、新人戦なのでこの先も勝ち続けられるチームにしていきたい。次の大会でも優勝をめざし、努力を続けていきたい」と話した。
1年生で試合に出場した後藤明日香さんは「厳しい場面で『心は熱く、頭は冷静』という先生の言葉でしっかり判断してプレーできた。次の大会もまた1位になりたいという思いを胸に頑張りたい」と話した。
次の目標は来年1月から始まる関東選抜神奈川予選大会での優勝という。松久教諭は「勉強と部活に対する意欲が非常に高い。朝も昼も夜も努力する生徒ばかり。そこがどこよりも勝っている」とさらなる部員たちの活躍に期待を込めた。
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