都田地区に地区センターと地域ケアプラザが一体的に運営される市内で2例目の複合公共施設が1日に開所した。運営の一元化による相乗効果に地域からは期待の声が上がっている。5月23日には開所式が同所で開かれ、都田地区の新たな活動拠点の誕生を祝った。
区内の地域ケアプラザとしては6カ所目、地区センターとしては5か所目。これまで東方町や折本町、大熊町、川向町などを対象とする都田地区には住民が利用できる公共施設が少なく、地域からは長年整備を求める声があがっていた。
同施設を指定管理者として運営するのは社会福祉法人秀峰会(櫻井大理事長)。ひとつの法人が複合公共施設として地区センターと地域ケアプラザを運営するのは市内で2例目だという。
全体の延床面積は1458・92平方メートルで2階建て鉄骨造。地区センターにはプレイルームや工芸室、地域ケアプラザにはボランティアルームや地域ケアルームが整備されており、多目的室や調理室は共用する。
「相乗効果に期待」
開所式には自治会町内会、地域関係者や都筑区選出議員、関係機関の代表などが参加。新たな地域福祉拠点の開所を祝った。
会の冒頭、挨拶に立った佐藤友也区長は「地区センターと地域ケアプラザが連携し、新たな相乗効果も期待できる。まちの身近な相談所、交流拠点として多くの地域の方に利用して頂きたい」と話した。また同法人の櫻井理事長は「地域の方々の知恵と期待が詰まった施設。皆さんに『選んでよかった』と思って頂けるように精一杯努めていきたい」と述べた。
開館時間は月曜から土曜の午前9時から午後9時まで、日曜・祝休日の午前9時から午後5時まで。(年末年始・施設点検日は休館)。
問い合わせは都田地区センター(【電話】045・945・0075)/都田地域ケアプラザ(【電話】045・945・0076)。
![]() 挨拶に立つ櫻井理事長
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![]() 施設の外観
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