横浜市
公衆トイレに命名権
環境向上へ、年40万円から
12月26日
子育て中の主婦、上村あかねさんが「min tid mom」を立ち上げ、中川駅近くに託児所とカフェが併設する施設づくりを進めている。ママたちが少し子育てから離れて「自分を大切できる時間」を持ってもらうのが目的。「日本の親子を取り巻く社会問題・育児環境を根本から改善したい」とクラウドファンディングによる支援を呼びかけている
「出産をした瞬間に24時間お母さんになってしまう。社会からの疎外感を感じ、自分の存在意義すらわからなくなることもある。そんなお母さんたちの精神的なケアをしてあげたい」
上村さんは兵庫県姫路市出身の34歳。現在5歳と3歳の子どもを持つ母親。上村さん夫妻の実家は関西にあり、育児が大変な時期に、知り合いや施設などに子どもを預けて一人の時間を作ることができず、育児と家事に追われる生活を経験したという。
そこで上村さんが考案するのが「子どもたちへ安全で質の高い保育を提供することができる託児スペース」と「母親が女性である自分を大切に過ごすことができるcafeスペース」を併設した『託児所×cafe』。キッズスペース付きのカフェは全国でも見られるが、上村さんによると、「完全分離型の施設はほとんどない」という。
スタッフは全員「母親」で保育士や調理に関連した仕事の経験者で、カフェではそれぞれの得意料理を提供するほか、母親向けのイベントを定期開催する。産後ヨガや離乳食講座、ママ友交流会などを計画。子どもを預けたまま外出することもできるという。
上村さんは「今の日本は子どもを預けることに罪悪感を感じている人が多い。子どもを産んだ後も自分を大切にできる時間を簡単に作れる環境を作りたい」と話す。
施設の工事費・設備費は総額1200万円で、そのうち150万円分をクラウドファンディングを活用して資金を募っている。
『託児所×cafe』の整備場所は都筑区中川1の19の10ミオカステーロ港北中川1階。11月に開業する予定。
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