神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
都筑区版 公開:2023年2月16日 エリアトップへ

荏田高校植竹さん 夢は憧れられる競艇選手 4月から養成所生活へ

スポーツ

公開:2023年2月16日

  • X
  • LINE
  • hatena
入所試験に合格しガッツポーズを見せる植竹さん
入所試験に合格しガッツポーズを見せる植竹さん

 県立荏田高校に通う植竹玲奈さん(16)がこのほど、ボートレーサー養成所の入所試験に合格し、4月の入所が決まった。植竹さんは「体調管理などの不安もあるが、今は"やってやる"という気持ち」と意気込みを語った。

 植竹さんがボートレーサーへの道を志したのは小学4年生の時。両親の「子どもの将来の選択肢を多く持たせてあげたい」との考えで平和島競艇場へ行ったことがきっかけだったという。プロ野球やサッカーの試合を観たり、競馬場や裁判所なども訪れたというが、初めのコーナーで競いながら水上でターンをする選手たちを見た時に植竹さんの心に芽生えたのが「かっこいい」という感情だった。

 「小さい頃から外で遊んだり、走ったりすることが好きだった」と話す植竹さんは、小学校の低学年からスイミングやダンスを習い、4年生からはミニバスのチームに所属。6年生の時には駅伝大会で区間賞を獲得している。東鴨居中ではバスケットボール部で汗を流した。現在は荏田高校の陸上部に所属し、100ⅿ・200ⅿの種目に取り組んでいる。

3度目の挑戦で

 植竹さんが入所する養成所では、年に2回入所試験が行われている。毎回1000人前後の応募があり競争倍率は20倍前後の狭き門だ。応募資格の年齢制限は15歳以上30歳未満。中学卒業前の11月と昨年5月に2度試験に挑んだ植竹さんだったが、いずれも第一次試験(学科試験、体力試験)で涙を飲んだ。3度目の挑戦となった昨年11月の第一次試験では見事合格。続く第二次試験(適性検査、体力検査)、第三次試験(面接、身体検査、適正検査)も通過し、入所資格を手に入れた。養成所では、他の訓練生と共に共同生活を送りながら一年後の卒所を目指す。

 衝突や転覆事故などの危険を伴うボートレーサーだが、「試験の時、実際にボートに乗ったけど恐怖心はなかった」と植竹さん。3度目の挑戦で合格となったことについては「陸上部に入って基礎体力や筋力がついたことが大きな要因だと思う。自分で行動することの大切さなど学ばせてもらった」と分析する。

 現在目標とするのは峰竜太選手。「峰選手の最後まで諦めないレースをするところが好き。いつか自分が平和島でレースをする時には、私の小学4年の時のように、誰かに憧れてもらえるようなボートレーサーになっていたい」と笑顔で目標を語った。

都筑区版のローカルニュース最新6

貧困・飢餓撲滅へ 日本の若者たちがチーム設立

「横浜10大ニュース」で2024年を振り返る

「横浜10大ニュース」で2024年を振り返る

投票受付中、抽選でプレゼントも

11月23日

初の「よこはま子ども国際平和シンポジウム」で小中学生ら議論

国際プールでレスキュー

国際プールでレスキュー

集団救急事故対応を訓練

11月23日

少し早いXマス気分を

少し早いXマス気分を

12月2日、センター南・駅ピアノ

11月23日

光と音楽が織りなす横浜冬の風物詩「ヨルノヨ2024」

光と音楽が織りなす横浜冬の風物詩「ヨルノヨ2024」

12月5日から30日、都心臨海部で

11月22日

(有)サンケイ自動車

車検も板金塗装も、愛車の売買もお任せを!!買取強化、特に軽トラ!!

http://sankei-car.jp/

<PR>

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 7月11日0:00更新

  • 7月4日0:00更新

  • 3月28日0:00更新

都筑区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

バックナンバー最新号:2024年11月23日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook