区内を拠点に活動するチアダンスチーム「バイオレットジャム」に所属する小・中学生15人が、4月30日にアメリカで開催されたダンスの世界大会「The Dance Summit」で優勝を掴んだ。
今回出場したのは、11歳から14歳の15人からなるチアダンス部門のチーム「VIOLET LYNX BARK(バイオレット リンクス バーク)」。10月に東京都で行われた国内予選で世界大会への推薦状を獲得。出場が決まってからは海外チームに表現力や体格などで劣らないように日々練習を積んできた。
世界大会は4月29日からアメリカ・フロリダで開催された。今回披露したダンスのテーマは「future(未来)」。15人というメンバーの多さを生かし、全員でタイミングを揃えて踊るパートや、グループごとに異なるダンスを行うパートをつくり、構成を工夫。ダイナミックな演技を披露し、強豪揃いの予選で堂々の首位通過を決めた。勢いのままに決勝の舞台でも統制のとれたパワフルな演技で会場を沸かせ「Junior編成 Pom Large」部門で見事優勝を手にした。
リーダーの山崎帆海さんは「日本の大会とは勝手が違い、予選はみんな緊張していたが、決勝では落ち着いて踊ることができた。沢山の方々にサポートしていただいたので、良い報告ができて本当に嬉しい」と喜びを語った。
監督を務める對馬由美さんは「海外勢のパッションや表現力は本当に素晴らしく身体能力も高かったので、優勝できた事は本当に誇りに思う」と大会を振り返った。
都筑区や青葉区在住の3歳から中学生までが所属している「バイオレットジャム」。今年で活動15年目を迎える。2019年にはヒップホップ部門のチームが同世界大会で優勝を果たすなどの実力をもち、各年代がチアダンスを通して切磋琢磨しながら成長し続けている。
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