都筑区内を中心とした企業の経営者や団体の代表者らで構成される都筑区懇話会(村田輝雄会長)の総会と講演会が6月29日に新横浜グレイスホテル=港北区=で開催された。会員や来賓ら約100人が参加し親交を深め、都筑区の更なる発展を願った。
通常総会では前年度に取り組んだ事業報告と収支決算報告が行われたほか、今年度の事業計画案として地域活性化促進事業への協力や安全安心街づくり事業への協賛、行政との連携などが議案に上がり、収支予算案とともに満場一致で可決された。あいさつに立った村田会長は「区民のため、地域のために貢献するという懇話会の役割を引き続き、進めていきたい」と話した。
講演会では小泉純一郎元総理の元妻の宮本佳代子さんが登壇。横浜への想いや小泉元総理とのエピソードを軽妙な語り口で披露した。また、三井不動産のグループ会社で約40年にわたり不動産営業のトッププレイヤーとして活躍したことを振り返り、「本当に悔しい思いを沢山したが、人のご縁なくして今の私はない。自分で自分の可能性を決めるなと言いたい」ときっぱり。最後は、「やっぱり人生は楽しまないと。年齢は財産」と締めくくった。
講演会に続いては、飲食を伴う懇親会も行われた。山中竹春横浜市長のほか、横浜F・マリノス、横浜DeNAベイスターズ、横浜ビー・コルセアーズの関係者も駆けつけ登壇。参加者は会食を楽しんだ。
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