神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
都筑区版 公開:2023年11月9日 エリアトップへ

改正大気汚染防止法 建物石綿調査「有資格者」に 市、制度啓発に注力

社会

公開:2023年11月9日

  • X
  • LINE
  • hatena
建物解体現場の様子(市提供)
建物解体現場の様子(市提供)

 国による大気汚染防止法の2020年改正※により、石綿(アスベスト)の飛散防止のため、建物の解体時のみでなくリフォーム工事の手続きも厳格化している。

 10月からは有資格者による事前調査が義務付けされ、業者への規制が一層強化される。横浜市は「消費者も業者が調査などの手続きを遵守しているか気をつけて」と啓発している。

 肺がんなどを引き起こすリスクから現在は使用が禁止されている石綿。10月1日から改正されたルールでは、作業者や周辺住民の健康を守るため建物の解体やリフォームの際に必要とされる石綿に関する事前調査を「調査資格を有する者」が行わなければならないこととなった。

 事前調査は施工業者に義務付けられているもの。対象工事箇所に石綿が使用されているかを書面や目視等で事前調査する必要があるほか、行政への報告、発注者への説明等も行う。石綿が使用されている場合は定められた方法で除去などが必要で、違反した場合には罰則も設けられている。

年約2万件が対象

 横浜市内では年間約2万件が対象工事となっているが今後も増加傾向にあり、建物の解体は全国的に2028年頃にピークを迎える。

 市内のあるリフォーム会社は数年前から準備を開始し、1年前には現場担当者全員が調査資格を取得。「まだ資格者を置いていない業者や今取り掛かっている業者もあると思う」と同社担当者。また「解体業者はまだしも、小規模なリフォームの業者は制度を把握していないこともあるのでは」とする。

消費者も関心を

 市環境創造局では各業界団体を通じて新制度を周知し、市内をパトロールして解体現場などでの指導も実施。担当者は「改正法は工事を発注する人にも情報提供や費用負担の協力を求めている。消費者として業者に対して法定の調査を求めることは、社会全体としても大事」とする。

建物石綿調査「有資格者」に-画像2

都筑区版のローカルニュース最新6

横浜市「エシカル消費プレゼントキャンペーン」実施中

横浜市「エシカル消費プレゼントキャンペーン」実施中

ビールや菓子セットなど83人に

12月27日

セン北に「青の洞窟」

セン北に「青の洞窟」

みなきたマルシェ

12月26日

世代超えて大合唱

世代超えて大合唱

ヒュッテ集いの場

12月26日

犯罪・事故のない街へ

犯罪・事故のない街へ

パン配布で啓発活動

12月26日

13人のサンタさん大集合

13人のサンタさん大集合

都筑ヶ丘幼稚園でXマス会

12月26日

バスケで共生社会、身近に

バスケで共生社会、身近に

精神障害者と体験教室

12月26日

ランドマーク税理士法人

相続税申告9,000件超、相続対策、法人・個人の税務顧問で信頼の実績

https://www.landmark-tax.com/

令和6年甲辰(きのえたつ)年

初詣は、2024年に創建1300年を迎える師岡熊野神社へ

http://www.kumanojinja.or.jp/

人生100年時代の消費者トラブル対策 参加無料

先着400名 申し込み不要 当日直接会場(港南公会堂)へお越しください 

https://www.yokohama-consumer.or.jp/study/lecture/detail2207.html

<PR>

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 7月11日0:00更新

  • 7月4日0:00更新

  • 3月28日0:00更新

都筑区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

コラム一覧へ

都筑区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年12月27日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

X

Facebook