本場ドイツの雰囲気が味わえる「ドイツクリスマスマーケットin都筑2023」が12月9日(土)・10日(日)、センター北駅前芝生広場で開催される。地元の商業振興会や地域住民、商業施設、東京横浜独逸学園、ドイツ系企業が連携して作るこのイベントは、今や都筑区の冬の風物詩になっている。
都筑区は独逸学園やドイツに本社のある企業が7社あり、横浜市内に住むドイツ人の約4割が暮らす。同マーケットは、地域の賑わいづくりや日独交流を目的に2012年に開始。今年は都筑・ドイツ交流イベント実行委員会とセンター北商業振興会の主催、都筑区役所の共催で行われる。
芝生広場には11店舗が出店し、ドイツビールやホットワイン、雑貨などを販売。ハウスランプやクリスマスの飾りを作る「メイドインつづき」のワークショップもある。ステージではクリスマスにちなんだ歌やパフォーマンスが盛りだくさん。オープニングセレモニーは9日午前11時30分から、会場にサンタクロースがやって来る「サンタクロースタイム」は10日午後2時から。詳細はイベントホームページ【URL】https://xmas-tsuzuki.com/で確認を。
今回は桐蔭横浜大学の学生と初めてコラボレーション。同実行委員会が学びの場として提供し、学生は運営や販売を体験する試みも。同実行委員会の横田雅之委員長は「毎年少しずつ本場に近づけたいと思っている。進化し続けるクリスマスマーケットを楽しみにしてください」と話す。
ドイツではクリスマスまでの4週間、開かれるクリスマスマーケット。ドイツ出身で同実行員会メンバーのベアレント・ヴォルフガングさん(中川中央在住)は、「お祭りを通して、風習や文化も知ってもらえれば」と話す。ドイツではサンタのモデルと言われる聖ニコラウスが、12月6日に家々を回り良い子にプレゼントを渡す風習があるという。妻の角田ゆう子さんは「地域が作りあげている家庭的なマーケットなので、ぜひ楽しんで」と話した。
都筑区版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>