一定の区域内の単位自治会町内会で構成される地区連合会は、各地域で安心して住み続けられる街づくりに取り組んでいます。このコーナーでは連載で、各地区を紹介します。
都田連合町内会は都筑区の南東部に位置し、区内最多となる11つの自治会町内会から成る。都筑区の面積の約5分の1を占め、農地も多い。特に小松菜は、区内でも屈指の収穫量となっている。
エリア内には、江川せせらぎ緑道や東方天満宮などの名所が多数存在しており、それぞれで四季折々の自然を楽しむことができる。毎年3月には、同連合町内会主催でグラウンドゴルフ大会を行っており、地域住民が約200人参加する一大イベントとなっている。
誰もが住みやすい街
村田輝雄会長は就任から今日まで「誰もが住みやすい街」を目指し、まちづくりに取り組んできた。特に防災関連は、各町内会単位で力を入れており、炊き出し訓練などが毎年、行われている。村田会長は「災害はいつ起こるか分からない。顔の見える関係を築くことが大切」としつつ、自治会加入率が低下していることを踏まえ、「自治会の所属有無に限らず、迅速に安否確認ができる仕組みを考えていきたい」と話した。
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