川和町でサックスのソロ演奏会を行う 野村 秀樹さん 緑区在住 55歳
魂を込めた曲で人を笑顔に
○…「地元に立ち返り、活動したい」と昨年から企画した演奏会。本業は30余年続ける作・編曲だが、指揮者、サックス奏者としての顔ももつ。演奏会ではサックス奏者として舞台に立つ。「緊張はあまりしていない。来る人が楽しんで聞いてくれたら嬉しい」と表情をほころばせる。
○…川和町出身、都筑ヶ丘幼稚園、川和高校を卒業した。3歳年上の姉の影響もあり、はじめに触れた楽器はピアノ。幼稚園、小学校と習ったが、当時一番心を惹かれていたのは野球。「毎日、泥だらけになるまでやってました」と頬をかく。中学進学後は野球と迷ったが、姉に勧誘され吹奏楽部に入部。サックスに打ち込んだ。
○…高校3年の時、アメフトの大会で使う応援歌の楽譜が届かないハプニングに遭遇した。自身で作曲ができた野村さんは関係者から4曲50人分の楽譜の書き起こしという大役を任された。当時はパソコンもなく、カセットテープ1つを頼りに、2週間ほどで楽譜を書き起こした。大会は無事に開催され、「自分の作った曲が演奏されるのをみて感動した」と道を決めた瞬間だった。音大に進学後は、吹奏楽団を作ったり、指揮者を頼まれたりと積み上げてきたものが結実。卒業後も仕事の依頼が途切れることはなく、現在も年間に大小含め10曲ほど作・編曲する。「1曲ずつ魂を込めて作っています」
○…2008年に結婚。現在は1男1女のパパ。休日には、小学3年生の息子に付き合い、各地の「踏切」を写真撮影に巡る。「オリジナリティを求める部分は私に似たのかも」とはにかむ。仕事の原動力は「喜んでもらえる顔がみたい」との思いから。生涯現役、「人を想う心」はこれからも色あせることはない。
〈神奈川県後期高齢者広域医療連合からお知らせ〉【75歳以上の方が対象】いざ、健康診査へ!今こそ自分の身体を見つめなおす時 |
|
<PR>
|
|
|
|
|
|
|
<PR>