都筑防犯協会の会長に就任した 中山 敏明さん 勝田町在住 78歳
笑顔と挨拶で防犯促す
○…「実は一番やりたくなかった役なんだよ」。開口一番、爆弾発言が飛び出した。理由を尋ねると「顔が柔和だからね。妻にも『引き受けちゃだめよ』と言われてました」と茶目っ気たっぷりに目じりを下げる。もちろん引き受けたからには「先輩方の意思を受け」全力で任に当たる。掲げたスローガンは英語で『Safety of the TUZUKI』。「国際的でいいんじゃない」と満足気に語った。
○…北海道旭川の生まれ。港北区に住んでいた時に抽選で当選し、勝田団地に。40年ほど前のことだ。都筑区内の刑法犯罪はピーク時に比べ減少傾向。それでも特殊詐欺被害などは相変わらずで、「ゼロにするのは難しいが、多くの区民や団体と協力したい」と犯罪予防に力を込める。昨年の区民まつりでは「防犯クイズ」を企画。「防犯を楽しく学ぶことで、犯罪予防につながれば」と期待する。
○…予防に欠かせないのが顔の見える横のつながり。連合自治会長を務める勝田地区では「笑顔で挨拶」を地域の目標に掲げる。勝田団地も御多分に漏れず高齢化が進んでいる。ただ「高齢者には高齢者なりの防犯がある」と胸を張る。「顔見知りが多いので『どこに行くの?』『病院しかないよ』などと軽口をたたきながら気軽に挨拶ができる」と笑う。
○…会長に就任後、毎朝5時に起きて、15分ほど自宅周辺をぐるっと回り、「防犯のことを考える時間」に充てている。「地域がよく見える。つくづく安心なまちだなぁ、と感じる」としみじみ喜びをかみしめる。犯罪防止のために導入を促進したいと考えている『防犯自販機』についても、こんな時に思いついたアイデアだ。健康の秘訣は「くよくよしない」そして「早く寝る事」。
〈神奈川県後期高齢者広域医療連合からお知らせ〉【75歳以上の方が対象】いざ、健康診査へ!今こそ自分の身体を見つめなおす時 |
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