都田西小学校6年生の長谷川佳那さんが女子学童野球の神奈川県選抜チーム「YAMAYURI」のメンバーとして、7月27日(土)から石川県で開催される「NPBガールズトーナメント2024全日本女子学童軟式野球大会」に出場する。19人のメンバーの一員として、全国46チームの頂点を目指す。
長谷川さんは、区内で活動する川和シャークスに所属し、横浜北部地区の女子選抜チーム「横浜スターガールズ」にも選出されている。YAMAYURIのセレクションには昨年も参加。「今年は絶対に入りたいと思っていたので、うれしかった」と吉報が届いたときの心境を語る。
幼稚園年長時に、ソフトボール選手だった叔母の試合を見に行き、選手や会場が盛り上がっているのを見て「あの中に入りたい」と野球の道へ。技術だけでなく礼儀なども指導してくれるシャークスに入団。以来、主に投手、一塁手を務めてきた。スターガールズでも投手や一塁手、外野手を担い、打撃でも中軸を任されている。6月に行われた女子選抜チームの県大会「JA共済杯」ではチームをけん引し、優勝に導いた。
YAMAYURIでは主に外野を守ることが多い。「シャークスで学んできたことが生かせている。1ストライク、1アウトにこだわっていきたい」。チームは昨年の3位を超える「優勝」が目標。「まず一つ勝つこと。声でチームを引っ張っていきたい」と抱負を語る。
シャークスOGで、社会人女子硬式野球チーム「東海NEXUS」で活躍する成田紫瑛さんが憧れの存在だ。「すべてをレベルアップさせて、紫瑛さんのように活躍できる選手になりたい」と今後の目標を語った。
なお、同大会には44都道府県46チームが参加。YAMAYURIは、1回戦で鹿児島県代表と対戦する。
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