南山田の光明山大善寺(石川和弘住職)で7月20日、同寺夏の風物時、「甘茶摘み」が行われた。
甘茶は、ユキノシタ科の低木で、ガクアジサイに似た花が咲く。同寺では20年ほど前に寺の隣地に甘茶を植え、「甘茶苑」とし、世話人を中心とした「甘茶の会」が1年を通して世話をしている。
摘んだ葉は水洗いし、外干し、室内干しで乾燥させ、翌日から3日間、1時間ほどかけて縒(よ)るようにして揉んで完成となる。
この日は朝から猛暑で、市内の最高気温は35・6度を記録。石川住職によると、以前は半日かけて天日干しをしていたというが、「今は日差しが強く、すぐ葉が日焼けしてしまう。ここ10年で作り方が変わってきた」と酷暑を嘆いた。甘茶の会の齊藤勝会長も「日当たりの良いところは葉がすでに少し枯れており、半日陰のところの方が茂りは良かった」と話した。
なお完成した茶葉は茶箱で乾燥させ、来春の北山田さくら祭りで販売される。
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