明るい未来への一歩 市政報告【11】 世界平和に向けて! 横浜市会議員 市来えみこ
初当選から丸1年の4月9日、公明党横浜市会議員団で、広島平和記念資料館を訪れました。「戦争ほど残酷なものはない」との恩師の言葉を彷彿とさせる惨状に愕然としました。資料館は、被爆の実相を分かりやすく伝えるリニューアルがされ、惨劇が目の前で起きているようなリアルな展示になっていました。
昨年のG7広島サミットでは、ゼレンスキー大統領も来館し、人類の歴史に戦争はあってはならないと演説して以降、世界中から様々な人々が来館し、ロビーは多くの外国人訪問者で溢れていました。外は桜が舞い散る美しい風景で、「平和ほど尊いものはない」と心から実感しました。原爆死没者慰霊碑には「安らかに眠ってください 過ちは繰り返しませぬから」と刻まれています。この誓いを、21世紀を生きる私達も心に刻むべきであると、世界平和を心から決意する2年目の出発の日となりました。
京都府宇治市の在日コリアン集落「ウトロ地区」も視察しましたが、ここにも戦争の爪痕がありました。軍用飛行場建設で朝鮮半島から移住した労働者達は壮絶な人種差別に蔑まれ、上下水道などの生活インフラも整備されず、日本社会から置き去りにされてきました。下水道の整備が2018年までされていなかったのは衝撃でした。視察では、館長さんらが笑顔で迎えて下さり、我が公明党が初めての来館者とのことで、人の心に巣食う差別や人権問題に向き合う決意をしました。
|
|
|
|
|
|
|
<PR>