意見広告・議会報告
意見広告 地域防災拠点の災害時仮設トイレの死角を解消 横浜市会議員しらい亮次
横浜市では小中学校が地域防災拠点となり、災害時には災害時下水直結式仮設トイレ(通称ハマッコトイレ)が地域防災拠点運営委員の皆さまによって組み立てられます。
ハマッコトイレは、公共下水道に直結した仮設トイレで、使用後に直接下水道に流すことができるため衛生的です。都筑区には区役所を含む28箇所に整備されており、災害時にはとても有効な設備なのですが、先日、地元町内会の盆踊りの手伝いをしていた際、ある小学校のプールに水が溜まっていないことに気づきました。実は、ハマッコトイレはプールの水がないと基本的には溜まった糞尿を流すことができません。そこで、これはまずいと思い直ぐに教育委員会に確認しました。
教育委員会は、地域防災拠点になっている学校では通年水を溜めているので問題がないという回答でしたが、現場との乖離が生じています。
この度、その現状を訴えかけ、全小中学校に対して、プールの水を確実に溜めておくように指示をしていただきました。また、再発防止のために学校の防災マニュアルも本質的に捉えやすいように見直していただける予定です。
ここで、皆さまに改めてお願いしたいのが、ご自宅でのトイレパックの備蓄です。ハマッコトイレは衛生的ではありますが、使用回数を重ねれば当然汚くなりますし、混雑も起きます。
南海トラフ地震の可能性も高まっておりますので、これを機に確実に備蓄をしていただけるようお願いいたします。
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