仲町台に本社を構える大手工作機械メーカー・株式会社ソディックの相撲部が、千葉県で開催された「第66回全日本実業団相撲選手権大会」団体1部で優勝した。同社の優勝は初。
新大関に刺激
同社の池田俊さんと三輪隼斗さんは、9月7、8日にポーランドで行われた世界相撲選手権に日本代表として出場している。日本代表2人を擁し、土井敢太さん、福嶋喜貴さんを加えた布陣で臨み、念願の実業団日本一の座を射止めた。
主将を務めた三輪さんは、同社の事業所所在地で複数の部員の出身地である石川県が豪雨で大きな被害を受けたことに触れ、「今回の優勝で被災地の方に、少しでも元気を届けることができれば」とコメントした。三輪さんは大相撲9月場所で優勝し、新大関となった石川県出身の大の里関の中学・高校・大学の先輩。今でも交流があり、大の里関の優勝、大関昇進についても「県民に勇気を与えてくれた」と後輩の活躍に感謝した。
同社の次の目標は、12月に行われる天皇杯(全日本相撲選手権大会)の優勝だ。
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