今年度の防犯功労者として表彰を受けた加賀原二丁目自治会の会長を務める 持田 敏さん 加賀原在住 69歳
「安全・安心」を当たり前に
○...今年度の優良防犯団体としての表彰の報せに、驚きを隠さない。ただ、町内会では長年、5人×5グループで週1回、交代で町内パトロールを続けており、バス通りと町内会とを繋ぐ出入り口に防犯カメラを設置するなど防犯対策を続けており、「我々が『普通のこと』として行ってきたことが評価されたのなら嬉しい」と得心したように頬を緩めた。
○...川和の生まれ。「横浜から出たことがない」と笑う。川和小、都田中、鶴見高に進学。横浜市役所に奉職しながら神奈川大学の夜学に通った。住まいも川和から中山、そして今の加賀原に。「家は2、3軒で山ばかり」と感じた加賀原は「緑の環境」や「安全」に配慮した港北ニュータウンのまちづくりで、「住みやすく、生活しやすい場所」に変わっていた。
○...約540世帯の加賀原二丁目自治会は「ほとんどの世帯が入会している」と胸を張る。毎年区内で一番早い夏祭りには、地元以外からも大勢の人が集まるが、「皆一生懸命おもてなししてくれる」と結束の強さを喜ぶ。今年4月からは佐江戸加賀原地区の連合自治会長も務め、各自治会町内会との情報交換、相互協力に心を砕く。
○...子ども好きで、民生委員・児童委員の事業で月に1度、未就園児と触れ合う。1歳を含む3人の孫との時間も楽しいひととき。「体はしんどいですけど」と苦笑い。若いパワーと対峙するために続けている体力作りが妻との早朝散歩。港北ニュータウンの特徴である緑道を巡る。「一生懸命歩かないと1時間で戻ってこられない」と真剣そのもの。定年退職後に始めた趣味は家庭菜園。猛暑の影響もあり「今年は少し小ぶりですかね」と大根やじゃがいもの収穫に目を細めた。
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