横浜市立中川小学校は2024年、創立150周年の節目を迎えた。11月16日には、150周年記念式典を開催した。記念式典は3部に渡り、児童・教諭・学校や地域の関係者を交え、温かい雰囲気の中で行われた。
記念式典の1部は、放送室からの映像を児童らが各教室で視聴。映像では150周年を記念して各学年が制作した作品や、児童たちに配布される記念品が紹介された。記念品は二瓶庄吾校長のデザインがプリントされたトートバッグ、記念誌、航空写真が印刷されたクリアファイル、どら焼きなどが贈られた。
また異学年交流の「なかよし集会」としてクイズラリーが催された。児童たちは、1・4・6年生と2・3・5年生の学年を跨いだグループに分かれ、中川小学校に関するクイズに挑戦。シールをもらうイベントを楽しんだ。
卒業生もお祝い
第2部は同校の卒業生でシンガーソングライターのaKIさんと、かもめ吹奏楽団が体育館で記念音楽会を開催。aKIさんはオリジナル曲やディズニー映画の主題歌を熱唱。児童らと一緒に「気球に乗ってどこまでも」を合唱した。
団員に同校の卒業生もいるかもめ吹奏楽団は、ジブリやディズニーの映画音楽をメドレーで演奏。aKIさんと一緒に校歌も演奏した。
音楽会の後、児童らはぶりの香味焼き、さつま汁などが並んだ150周年記念給食を食べ、節目の一日を締めくくった。
第3部は来賓や学校・地域の関係者およそ100人を招いた式典と祝賀会が体育館で開かれた。
式典では、150周年記念事業実行委員会の宮本毅会長や二瓶校長があいさつ。来賓を代表し、山中竹春市長(代読)と佐々田賢一区長が祝辞を述べた。
祝賀会では横浜市の無形民俗文化財保護団体の認定を受ける大棚町囃子連中が獅子舞やひょっとこ踊りを、2部に続きaKIさんが歌を披露した。鏡開き、乾杯の後、祝宴に。1部の式典で流された映像や2部で合唱した校歌の音声、同校の卒業生でサッカーJリーグ横浜F・マリノスの畠中槙之輔選手による特別授業の映像などが流された。
最後は、皆川幸成同実行委員長の音頭による万歳三唱で記念の節目を全員で祝い、幕を閉じた。
なお同校の150周年記念事業は、19日に地元プロバスケットボールチームの横浜ビー・コルセアーズによる出前授業も行われた。
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