東山田で産業用ヒーターを製造・販売する株式会社スリーハイ(男澤誠代表)は、神奈川県立綾瀬高校の「総合的な探究の時間」に協力。授業内で生徒らが考案した経営課題解決のアイデアのうち2案を採用した。
「総合的な探究の時間」とは、2022年度から高校で実施されている教科や科目の域を超えた横断的な学びの時間。同校では「起業家精神」を育むための授業を実施しており、その題材企業として同社へ協力を依頼した。男澤代表は「地域の活動が社員教育の一環になる」と快諾し、企画がスタートした。
2年生を対象に、昨年11月から今年6月まで全19回授業を実施。生徒らは、綾瀬高校支店の社員として5部署に分かれ、それぞれの経営課題解決に向けたアイデアを考案・発表。営業誌「ぬくもり通信」の発行と、廃材を活用した防災枕の制作・イベントでの展示を採用した。
「ぬくもり通信」は社内向けに試作品となる第0号を発行、防災枕は来年1月に東京都八王子市で開催される「たま未来産業フェア」に出展予定だという。
新シーズンへ
同社は、今年10月から再び同校の2年生を対象に授業に協力している。
同社の堀江美穂さんは「生徒たちに地元のモノづくりに興味を抱くきっかけを与え、未来につなげたい。前回の課題点を改善し、より良い授業にしていけたら。実用的なアイデアがあれば再び採用したい」と意気込む。
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