都筑中央公園季節の便り 12月 冬支度でにぎやかな季節 寄稿/NPO法人都筑里山倶楽部
12月初めの都筑中央公園は紅葉の千秋楽。木々の成長を助ける役目を終えた葉たちが園路でカサカサ音楽隊を編成して音を奏でだしました。
昭和病院横の園路で、黄色からオレンジまで色を取りそろえたシデ類が紅葉の一番手。宮戸の大池脇やステージ広場から竹林に抜ける道のモミジが、日の当たる木々から順々に緑から赤へとグラデーション。あちらこちらのニシキギ、ドウダンツツジの垣根が、焚火をともしているかのように赤く色付き、北風が吹く寒空のもと、人々の心を温かく包み込みます。
花たちは蜜を提供する役目を終え、次は種を北風に乗せ、できるだけ遠くに運びます。タンポポ、ススキ、コウヤボウキ、タイアザミ。どの綿毛も子どもの遊び相手にはうってつけです。中でも小さいながらも素敵な綿毛を披露してくれるのは、少し前に花を楽しんだシュウメイギク。このあたたかな綿付きの種はいろんな場所に降り立って、生き物たちの冬支度の手助けとなりますでしょうか。
冬の初めの公園の様子、あなたものぞいてみませんか?
■NPO法人都筑里山倶楽部(【電話】045・941・0987)
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