池辺町の花形ボクシングジム(花形進会長)に所属する若狭与志枝選手(36)と柳尾美佳選手(29)が12月6日、後楽園ホールで開催される日本タイトルマッチに臨む。花形会長は「ジムから2人の王者が生まれると信じている」と期待を寄せる。
宿敵に燃える
若狭選手は日本女子フェザー級の現チャンピオン。近距離戦を得意とし、持ち前のパワーを活かしたアッパーと右フックを武器に、これまでの戦績は12戦8勝4敗2KO。
24歳でボクシングを始め、2014年にプロデビュー。20年には、今回の対戦相手である三好喜美佳選手を破り、第4代日本女子フェザー級王者に輝いた。22年に三好選手との再戦で王座を奪われるも、今年7月にチャンピオンの藤原茜選手を相手に勝利を収め、返り咲きを果たした。
三好選手との対戦は今回で4戦目で、過去の戦績は1勝2敗。若狭選手は三好選手を「足を使って、テンポよくパンチを打ってくる」と分析。「相手の動きをしっかり追い、翻弄したい。有効打を当て、連打で追い詰めたい。応援してくれる人たちのためにも必ず勝ちます」と防衛を誓う。
初挑戦に武者震い
柳尾選手は、右ストレートが光る好戦的なボクサーで、これまでの戦績は9戦5勝3敗1分。
ボクシングを始めたのは高校3年生の頃。就職を機に、競技から離れる時期もあったが、同ジムで活躍する選手らを見て「自分もプロになりたい」と復帰。19年にプロデビューを果たすと、勝利を重ね、JBCフライ級で日本ランキング1位に。自身初となる日本女子フライ級のタイトル挑戦権を獲得した。
対戦相手は現チャンピオンの山家七恵選手。柳尾選手は「一番対戦したかった相手。度胸があり、本番に強いサウスポーのボクサー」と山家選手を高く評価しつつ、「前々回と前回の試合ではサウスポーの相手に勝利しており、苦手意識はない。自分のボクシングができれば勝てる」と自信を語った。
花形会長は「両選手ともパンチ力が売り。持ち前のパワーを活かしたボクシングができれば、必ず勝てる。試合に向けての気合も充分に感じられるので、2人同時のチャンピオン誕生も決して夢ではない」と信頼を寄せる。
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