寒さが本格化するこの時期。都筑消防署は、急激な温度の変化により起こる「ヒートショック」への対策を呼びかけている。
「ヒートショック」とは、急激な温度変化により血圧が大きく変動し、心臓や血管にダメージが生じること。脳卒中や心筋梗塞等を引き起こし、最悪の場合、命に関わる危険性もある。
都筑消防署総務・予防課では、防災指導や防災訪問時に、スマートフォンやパソコンから救急や防災を学べる「よこはま防災eパーク」を活用してヒートショックの予防を呼びかけている。
同課の担当者は「ヒートショックが最も発生するのは12月から2月。これからの時期は特に、予防を徹底してほしい」と話す。
横浜市消防局によると、昨年の市内救急搬送件数は25万4636件で、うち急病による出動は71・4%を占める。12月は夏季の7、8月に次いで多く、同課の担当者は、「冬季は、入浴時のヒートショックが疑われる搬送者が大幅に増える傾向にある。特に高齢者の事故が多い」と話す。
同署では、入浴前に浴室や脱衣所を暖める、入浴前に水分を摂取する、湯温を41℃以下に設定する、入浴時間を10分以内にするなどの、予防策の周知に努めている。また自宅の断熱性向上、トイレや廊下、玄関など屋内全体を暖めることも効果的だという。
担当者は「よこはま防災eパークでは、短時間で簡単に救急予防を知ることができる。是非活用を」と呼びかけている。
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