意見広告・議会報告
意見広告 「防災の日常化」めざして 横浜市会議員 深作ゆい
昨年は能登半島地震を始め、台風や豪雨など災害が多発し、改めて防災の大切さを認識させられました。今なお多くの方が復興の途中にいます。私たちはこれらの災害を教訓に、現在進行形の問題と捉え、南海トラフ沖地震や首都直下地震、富士山の噴火などに備え、地道な取組を続ける必要があります。
先日、区内在住で東日本大震災を機に、防災を当たり前にすべく発信を続け、「世界のメディアが選ぶ女性起業家」で世界一に、国際的なPRアワードの環境部門で最優秀賞に選ばれた田中美咲さんとお話をしました。
◆多様な背景を持つ方々と助け合える都筑区
発災時、親が不在の子どもや一人暮らしの高齢者など多様な文化・背景を持つ方が「助けて」を言えるような地域のつながりを、平時から築いておくことが重要です。
市内在住の外国人は過去最多の11万人超。都筑区にも4318人(令和6年7月末現在)の外国人が住んでいます。災害時、外国人は言葉の壁や情報不足で、要支援者となりがちですが、適切な情報を提供することで、支援者として活躍していただくこともできます。
◆「備え」は自分にあったものにカスタマイズ
横浜市は、市立小・中学校等の指定避難所に、防災資機材や食料等を備蓄していますが、個々のニーズに対応するには不十分です。0歳と3歳の乳幼児を持つ女性という私の目線では、例えばおしり拭きやメイク落としなどが必要です。災害時の性被害対策として、防犯ブザーも重要です。
防災は私たちの生活と切り離せませんが、「非日常」と捉えられがち。「防災を日常化する」意識変容が必要です。皆様のお声もお聞かせ下さい。
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