10月25日にオープンする「PREMIERE YOKOHAMA」の総括支配人 金山 美和さん 埼玉県在住 49歳
街の発展の追い風に
○…センター北駅前に10月25日（金）、新たな商業施設「ＰＲＥＭＩＥＲＥ ＹＯＫＯＨＡＭＡ」がオープン。その全体を見渡す総括支配人に就任した。「駅周辺の発展に貢献したい。我々ができることを考えて、街とともに成長できれば」と意気込む。穏やかな口調だが、施設の特徴や方針を話す姿には内に秘める闘志をのぞかせる。
〇…今まで多くの商業施設の運営に携わってきたが、横浜での仕事は初めて。数年前に港北ニュータウンの視察に訪れたことがあり、商業施設の数や人口の増加率に驚いたという。「今後の発展を楽しみにしていた街。その中で働くことができるなんて」と目を輝かせる。しかしセンター北周辺は商業施設が多く建ち並ぶエリアの一つ。近隣の施設にありそうでなかったテナントの誘致や、多目的ホールを置くことでオリジナリティを追求した。「センター北で買えなかった、できなかったことを補えるような施設に」。理想は駅前エリアで全ての買い物ができるように。勢いある都筑区の発展へ向け、さらなる追い風を巻き起こす。
〇…北海道の炭坑町で生まれた。体を動かすのが好きで、学生時代はバスケや野球などで汗を流した。社会人になり、デパートの小売販売で勤務。失敗を恐れず、サービス業の世界に飛び込んだ。経験を積み、40歳の頃、店舗開発に携わるように。今までの立場から一転し、運営側に変わった。現在は総括支配人を任され、立場は変わったが「お客様の笑顔のために」の信念は変わらない。「商業を軸に歩んできた人生ですね」と感慨深げに振り返る。
〇…休日はバスケや、ランニングで気分転換。日々の疲れを汗とともに流すスポーツマンだ。「野球やサッカーなど、地元チームが多い。そんな横浜がもっと好きになりそう」。すべては来店者の笑顔のため。横浜にとどまらず、全国へ視野を広げ、オープンを今か今かと待っている。
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