国際空手道連盟極真会館が主催する2017国際親善空手道選手権大会が、東京体育館で開催され、勝田南在住で新栄高校1年の知念琉花さん(15)が組手・15歳〜17歳女子50kg以上のクラスでこのほど優勝した。同大会での優勝記録を中学2年から数え、今回で3連覇を達成した。
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世界38カ国、4流派、2055人が集い、全44階級で競われた同大会。知念さんが出場した階級には21人が参加した。初戦から順調に勝ち進み、決勝で1学年上のライバル加藤理子さん(16)と対戦。前半は加藤さんに押され自分のペースが掴めず苦戦を強いられたものの、突きで着々とポイントを重ね勝利を手にした。
6歳から極真会館横浜北支部センター北道場で、空手を始めた知念さん。幼少期から指導する道場の杉山史紘(ふみひろ)師範代は「小さな頃から素直で努力家。また負けん気と冷静さも兼ね備えている。169cmの長身から繰り出す上段蹴りは、世界でも通用する。本当の勝負はこれから」と今後の活躍に期待を寄せる。現在はトップ選手が集まる同支部の新横浜道場で、本格的な練習に日々、汗を流す。
今回の大会での反省点を踏まえ、今後は実践的な練習や試合を積み重ねていき、組手の経験値を上げていくという。今後について、知念さんは「最終的な目標は、3年後の東京五輪で優勝」と力強く話す。
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