MM21街区NEWS 立地生かし、新たな価値創出へ 京セラが新研究拠点を開所
京セラ(株)=本社・京都府=は、新たな研究拠点として「みなとみらいリサーチセンター」を開所した。場所はクイーンズスクエア横浜の向かいに位置する32街区の「OCEAN GATE MINATOMIRAI」内。
東京都内と横浜市内に計3カ所ある研究開発拠点の機能を同センターに集約し、自動車、情報通信、エネルギー関連の機器やシステムの開発、最先端ソフトウエア技術の研究開発などを行う。
1階には同社と共創する企業が話し合いながらものづくりを深く掘り下げる空間「クリエイティブファブ」を設置。セミナーやワークショップも行い、いずれは市民に開くことも見込んでいる。3〜6階は実験室やオフィス、子会社などが入る。また、6階には社内外の人が出会う場として「イノベーションスクエア」を備え、世界の情報や人が行き交う「みなとみらい(MM)」のロケーションを生かし、オープンイノベーションを推進する。
「技術者の人材確保が難しい中、利便性の高い立地は魅力」と同社。5月から順次稼働しており、現在700人ほどが勤務するが、将来的には1千人規模の技術者を集めたい考えだ。
「共創」への期待大
開所式がこのほど行われ、同社の谷本秀夫代表取締役社長があいさつ。「2020年度の売上目標2兆円を達成するためには既存事業の拡大と新規事業の創出が必要」と話し、立地の特性を生かし、他社などと連携して新たな価値を生み出すことを強調した。また、行政やMM地区のマネジメント団体、共創する企業の代表者らも、「共創」への期待を述べた。
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