(一社)盲導犬総合支援センター(茅ケ崎南)がこのほど、平和会ペットメモリアルパーク(青葉区)と共同でペット専用避難グッズを開発し、販売を始めた。
この避難グッズを製作した背景には、東日本大震災での教訓がある。当時、多くの避難所でペットが一緒だと受け入れてもらえなかったり、はぐれて保護されたペットが自分のペットだと証明できず引き取れないといった状況があった。
そこで、今回の避難グッズの外側にはペットの名前や連絡先を入れられるポケットが付き、両側のバッグには水や数日分のペット用フード、排せつ袋などを収納できる。防炎素材で反射材付き、また緊急事態で物資が不足する中で、ペットが怪我をしてもすぐ獣医師に診てもらえるよう包帯や口輪、手袋の医療用品が入っている。平和会の担当者は「大切な家族の一員だからこそ、ペットの防災対策について考える機会になれば」と話している。
バッグは小中型犬用(1万4300円)と大型犬用(1万6500円)の2種類。売上金の一部は同センターを通じて補助犬育成及び障害者の社会参加の支援活動に役立てられる。
オンライン上の盲導犬サポートショップ(【URL】https://www.gomoudouken.net/view/item/000000003077)や同センターなどで購入可能。詳細は同センター【電話】045・949・0323(平日10〜17時)へ。
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