｢見上げてごらん夜の星を｣を熱唱する出演者ら
今年はおうちでゆっくり観賞を--。都筑区の夏の風物詩として親しまれている「星空のコンサート」が８月28日、オンラインで動画配信された。ピアノやチェロ、金管楽器、声楽などの15人の音楽家、アーティストが出演し、美しい音色を響かせている。
同コンサートを主催するのは都筑区商店街連合会と有志からなる「星空のコンサート運営委員会」。今年で23回目の開催。
例年はセンター南駅前のすきっぷ広場で８月の最終土曜日に開催してきたが、昨年は新型コロナウイルス感染症の拡大を受けて中止になった。今年は医療従事者への感謝の思いを込めてオンラインで開催することを決めたという。
プログラムと出演者は以下の通り。▽「金管５重奏＆ピアノ」森崎美穂さん（トランペット）、丸山菜津紀さん（トランペット）、茂木光伸さん（トロンボーン）、根本香織さん（ユーフォニアム）、今川英悟さん（テューバ）、鈴木照美さん（ピアノ）▽「ピアノ・ソロ」大貫夏奈さん▽「チェロアンサンブル／チェルシーカルテット」清水唯史さん、尾崎ひかりさん、湯原麻衣さん、河野明敏さん▽「声楽＆ピアノ／パルシェット」鈴木美也子さん（ソプラノ）、平松薫さん（ピアノ）--の４プログラム。司会を務めるのは、ピアノとヴァイオリンの加藤千佳さんと加藤かな子さん姉妹。締めくくりは出演者と関係者ら全員で『見上げてごらん夜の星を』を熱演、熱唱している。約１時間26分で動画サイト「ユーチューブ」にアップ。
主催した同連合会の木伏慎治会長は「途絶えてしまうと次につながらなくなるという思いがある。特に実行委員の皆さんは企画やスポンサー集めなどにご苦労された。ＳＮＳの反響もあり、これからも多くの人に視聴していただき、広がるといい」と話している。
視聴は星空のコンサートホームページ（https://hoshicon.webyoko.com/)からアクセス。
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