横浜市の助成事業「地域緑のまちづくり」に応募していた『中川緑と水と歴史をつなぐ会』の「早渕川・老馬谷ガーデンを中心とした緑と水と歴史をつなぐ散歩道づくり」の提案が2次選考で採択された。このほど横浜市から通知が届き、メンバーは4月からの緑のまちづくりに向けて意気込んでいる。
第二の緑道を
「都筑区を横断する早渕川を第二の緑道として親しまれるように拠点を整備し、まちが出来てから30年が経過した港北ニュータウンの緑豊かなまちづくりの方針にもう一度立ち返ったまちづくりに取り組みたい」と話すのは同会代表の塩入廣中さん。
同会は早渕川・老馬谷ガーデン運営委員会とNPO法人ぐるっと緑道、中川西町内会などのメンバーで構成される。中川3丁目の川沿いにある「早渕川・老馬谷ガーデン」の緑を充実させ、中川駅と早渕川を花と緑のラインで結び、山崎公園や大山街道とつないで地域に愛される回廊をつくる計画を提案した。散歩道として同ガーデンが親しまれるようにパーゴラやフェンスを使った緑化の計画や、周辺の歩行者専用道路や個人宅の緑化、道しるべづくりなども盛り込んでいる。
最大3年1500万円
今年度の同事業の二次選考を通過したのは市内7団体で、都筑区内では同会のみ。3月末までに横浜市と協定を結ぶ。協定を提携した団体には、地域の緑の創出や緑を守り育てる活動の費用として最大3年間で1500万円が助成される。
塩入さんは「2年がかりで検討してきたプランが審査に通ってよかった。これからが本格的な活動になる」と気を引きしめていた。
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