神奈川県は1月24日、今年度の優良産業人表彰の受賞者を発表した。商工業の振興に寄与した県内の企業経営者や従業員が対象で、70回目の今回は126人が受賞した。横浜商工会議所からは17人が選ばれた。
都筑区に本社を置く事業所からは、事業を拡大したことが評価された株式会社創造開発設計の橘勝也さん、生産性の向上が評価された株式会社サカタのタネの林治虫さんが表彰された。
橘さんの声
橘さんは30年前、宅地の測量や設計などを手掛ける同社を立ち上げ、代表取締役を務める。表彰を受け「カーボンニュートラルなどSDGsに取り組んできたことが事業の発展につながったと思う。設計においてはコンクリートをあまり使わず、自然を生かしてきた。コストを抑え、環境に配慮することが設計段階から求められている」などと話した。
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