横浜市営地下鉄、経常損益が18億円の赤字 ブルーライン延伸に黄色信号 横浜市会議員 くさま剛
新たなステージに挑戦するため、4月29日の任期満了をもって3期12年務めた横浜市会議員を辞しますが、地下鉄の街都筑区選出議員として、この12年間最も力を入れてきたのが地下鉄政策であり、【1】グリーンライン混雑緩和の為の6両化【2】ブルーラインの新百合ヶ丘までの延伸 を決定できたことが、私の大きな成果でした。
特にブルーラインの新百合ヶ丘までの延伸は、例えばセンター北から新百合ヶ丘までを14分でつなげることで、小田急線へのアクセスは飛躍的に改善され、将来の都筑区の街づくりにも大きな影響があります。
この計画については、同じ北川正恭門下生である川崎市の福田市長とも何度も調整を行い、2019年1月に横浜と川崎で正式に発表し、この4年間で新駅などのルート設定も行ってきましたが、コロナによる乗客の減少と、電気代の高騰により、令和5年度の横浜市営地下鉄の予算案が経常損益で18億円の赤字に転落し、72億円の資金不足に陥りました。特に電気代高騰の影響は非常に大きく、2022年に年間20億円だった電気代が今年は3倍の60億円が見込まれ、経営を大きく圧迫しています。
同じ自民党内からも「こんな状況で延伸は難しい」という声が聞こえ始め、延伸計画に黄色信号が灯っていますが、人口減少時代に突入していますので、今回の計画が中止になれば、恐らく二度と延伸はできないと思います。私は、都筑区の未来の為にも、あらゆる手法や手段を駆使してこの問題を解決し、必ず延伸を実現したいと考えています。
|
|
|
|
|
|
|
<PR>