荏田高校男子バスケットボール部は、4月27日から始まった「第78回関東高校バスケットボール選手権大会神奈川県予選会」で3位に入り、関東大会出場を決めた。同部の関東大会出場は創部以来初めて。キャプテンの日吉風舞さん(3年)は「荏田高校男子バスケ部の長い歴史に良い記録を残せたのは嬉しい」と喜んだ。
「違う景色を見よう」
県予選は、県内の各支部予選を勝ち上がった32校で争われ、神奈川県からは5位までが関東大会に出場できる。
荏田高男子バスケ部は、1回戦で小田原高校を、2回戦では桐蔭学園をそれぞれ20点以上の差をつけ、順当に勝ち上がった。日吉キャプテンは「桐蔭学園は新人戦で敗れた相手。ここを乗り越えれば『違う景色が見える』と強い気持ちで戦えた」と振り返った。
関東大会の切符がかかる、準々決勝の相手は横浜清風高。新人戦で準優勝に輝いた強豪相手に、キャプテンの日吉風舞さん(3年)は、「強い相手に自分たちのバスケがどれだけ通用するか確かめよう。相手の方が負けられないプレッシャーがあるはず」とチームを鼓舞。「良いバスケットで相手を苦しめることができた」(日吉キャプテン)と終わってみれば68対55で快勝。見事、初の関東大会出場を決めた。
同校は準決勝で法政二高に敗れ、3位決定戦に。星槎湘南高との3位決定戦は、残り数十秒の時点で3ポイントシュートが決まって大逆転勝利を収めた。
「バスケットを楽しみたい」
関東大会は6月1日(土)・2日(日)、埼玉県深谷市で開催される。荏田高校は1日、深谷市総合体育館で地元埼玉の正智深谷高校と対戦する。日吉キャプテンは「滅多に出れない大会。他県の強豪との対戦は怖い気持ちもあるが、雰囲気やレベルの高さを楽しみたい。そのうえでバスケットを楽しむことができれば、おのずと良い結果が出るのでは」と気負いなく語った。
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