9月は厚生労働省が定める「食生活改善普及運動月間」。「食事をおいしく、バランスよく」をテーマに健康や栄養を意識した食事について考えてもらおうというもの。
運動に合わせ、都筑区では『ツヅキベジタブルチャレンジ』と題し、9月1日から1カ月間、大手コンビニエンスストア「ローソン」でのPOP掲示やYouTube広告で、野菜摂取を促す取り組みを実施する。
健康増進・維持に欠かせない野菜
期間中は、区内ローソンの生鮮品などの売場に「未来の自分に野菜プラスワン」の色違いのポップが据えられ、いつものメニューに野菜商品の追加を促す。YouTube広告でも「拳(こぶし)一つ分」の野菜摂取を啓発する動画を掲載する。
横浜市の調査では、横浜市民の野菜摂取量は、国の目標350gを60g下回っており、若い世代ほどバランスよく食べている人の割合の少ないことが分かっている。「バランスの悪い食生活を続けると将来の心臓病や脳卒中のリスクが高まるため、元気なうちから食生活に関心を持ってほしい」という。
一方でコンビニ商品は健康に悪いと考えられがちだが、「メニューも豊富で弁当や総菜など組合せ次第でバランスが良くなる。忙しくて自炊ができない人にとっては、便利だし、脂質や食塩相当量を確認すれば過剰摂取が避けられる。ただ好きなメニューばかりだと栄養が偏るので、メインのメニューにサラダや総菜を加えるなど上手に利用してほしい」と話す。
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