荏田東第一小学校(北村高則校長)で9月27日、総合的な学習の時間を使い、6年生が自らプログラムしたドローンを操作する体験を行った。
授業は、「プログラミング的思考による課題解決」が目的で、児童たちはドローンの操作を通し、トライアンドエラーを繰り返し、自分で考えたことが思い通りにできるまでの過程を楽しみながら体験した。
プログラミング教育は2020年度から小学校で必修化されており、市内では、学校サポートデスク業務を受託しているシンポー情報システム株式会社=神奈川区=が、20年度から同様の授業を行っている。これまで都筑区の小学校での実績はなく、同校が初めてとなる。
授業では6年1組の児童20人に、同社が用意したドローンが1人1台あてがわれた。児童らは自身のタブレット端末に専用のアプリをインストールし、ドローンの動きをプログラム。前後・左右・上下などの基本的な動きのほか、曲線を描いたり静止して撮影するなどの動きも組み合わせ、思い描いた通りに動くかを確認した。
授業を終え、田島朝殿(もと)さんは「楽しかった。思ったよりもプログラミングでドローンを操縦するのは難しかった」と振り返った。加藤蒼大郎さんは「プログラミングは試行錯誤して作った。実際に操作が成功して、嬉しかった」と笑顔を浮かべた。佐々木立真(りゅうま)さんは「ドローンの操縦は初めて。プログラミングで動くと知って驚いた」と話した。
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