都筑中央公園季節の便り 10月 豊穣の喜ぶを謳う季節 寄稿／ＮＰＯ法人都筑里山倶楽部
シュウメイギク
実りの秋です。ばじょうじの田んぼの稲（満月餅）はたわわに穂を垂れ、今月行われる里山まつりの三色餅としてふるまわれるため、収穫を今か今かと待ちわびています。田んぼのあるばじょうじを訪れると、赤い実のカラスウリがあちらこちらで顔をのぞかせ、休憩所では、花束仕立てのシュウメイギクがやさしいピンクの花びらをつけ微笑んでいます。
近くではフジバカマが旅する蝶・アサギマダラの旅の宿を営み、公園愛好家のカメラマンたちもこの宿に立ち寄ること請け合いです。
ばじょうじを離れ、炭焼き小屋のある宮戸に向け坂を下りると何やらツバキの様な花がぽつぽつと咲いていい香りを漂わせています。チャノキの花です。秋にも行われる茶摘みは春とは違って深みのあるおいしさが味わえるそう。
ここ都筑中央公園では、たくさんの花や実が生き物と一緒に豊穣の喜びを謳っています。あなたもこの生き物たちのお祭りを一緒に楽しみませんか？
■ＮＰＯ法人都筑里山倶楽部（【電話】０４５・９４１・０９８７）
アサギマダラ
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