こどもみらいフェスティバルの実行委員長を務める 石飛 智紹さん 茅ケ崎南在住 55歳
子どもたちに「自由」を
○…センター北駅周辺を会場に6月21、22日に行われるこどもみらいフェスティバル。「子どもが主役の子育て」と「もっと自由に外遊び」をコンセプトに開催されるイベントだ。実行委員長として「子どもたちの『育つ力』を感じ取ってもらいたい」と意気込みを話す。当日は自分の責任で自由に遊べるプレイパークや、子育てアドバイスの講演会などの企画が並ぶ。
〇…自身も3児の父。子どもとぬり絵を楽しんでいた時、枠の中を塗らず、用紙を裏返して自由に絵を描き始めた。「大人だったら枠の中をいかにうまく塗るかを考えるでしょ。子どもにはまだそれがない。自由な発想の持ち主なんです」。プレイパークでは子どもたちが自己責任で自由に遊んでもらう場所になる。「いつもだったら『危ないからダメ』と注意する所でも、その日だけは少しだけ我慢してほしい」と保護者に語りかける。普段は見ることができない子どもたちの表情がきっと見えるはずだ。
〇…港北ニュータウンに移って7年。子育てを続ける中で地域の人とのつながりを少しずつ広げてきた。今回のイベントを仲間と主宰する行動力の秘密は、現在の職業にある。設立にも携わった(株)SMASHは野外フェスティバルの先駆け「フジロック・フェスティバル」の運営を手がける。その中でのノウハウを生かし、自分にしかできないことを地元で発信する。どんなイベントでも共通することは「参加者に何かを持ち帰ってほしい」ということ。今回のフェスでは子どもたちの無限大のパワーと、母親同士のコミュニティづくりなど、子育てに役立つプレゼントを来場者に届ける。
〇…多忙な日々が続く中でも、子どもの運動会では張り切ってカメラを回したり、家族旅行を計画したり、家族思いの一面を見せる。子育てには今後も注目し、さまざまな方法で情報発信していく予定だ。都筑を盛り上げる一人のイベンターの第一歩がもうすぐ始まる。
|
|
|
|
|
|
|
<PR>