旭区硬式少年野球チーム「旭リトルリーグ」が全国選抜リトルリーグ野球大会・神奈川連盟大会で準優勝し、8月1日に長野県で開幕する東日本選手権に神奈川県代表として出場する。昨年も同大会に出場しており、2年連続。
神奈川連盟大会は7月5日から13日にかけて行われ、旭リトルは横須賀中央に3―1、鶴見には三浦大和君(二俣川小6年)が完封し5―0、二宮大磯には4―3と勝ち進んだ。迎えた決勝の相手は藤沢。一時は2―4と離されたが、5回表に同点に追い付く試合展開に。4―7と惜しくも優勝は逃したが、準優勝をつかみ東日本選手権の切符を手にした。
3試合連続でホームランを打った、主将の佐藤一朗君(本宿中1年)は「秋季大会で負けて以来、チームで意識を高めていた。やっとメダルがとれてうれしい」と喜びを語った。岩崎幸一監督は「選手たちは一戦ごとに強くなっていった。東日本でもメダルをかけさせてあげたい」と士気を高める。
苦しみから脱却
旭リトルは1972年に創立。東日本選手権には昨年初出場した。現在は小学6年生8人、中学1年生9人が所属。今大会でも、ほかのチームがほぼ中1のメンバーを揃える中、旭リトルは半数が6年という不利な条件があった。昨年の新体制後にあった秋季大会では1回戦敗退と苦い結果を残し、その後に続いた春季、全日本選手権も成績は振るわず、メダルを手にすることはできなかったという。
今回の対戦相手にはほとんどが過去にコールド負けを喫していたが、選手たちは経験を重ね、「勝てるチーム」に成長していった。本間一平ヘッドコーチは「この1年間、とても苦しんできたチーム。小柄な子も多く、個々の力は劣るかもしれないが、チーム力は高いので強豪チームに向かっていきたい」と期待を込めた。
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