意見広告・議会報告
市政レポート せつまが語るNo.34 痛ましい被爆の記憶 語り継ぐ
被爆69年の夏――。
旭区民の方々と忘れてはならない夏を確認すべく、8月6日、「広島市原爆死没者慰霊式並びに平和祈念式」に参列しました。4日からの被爆69周年原水爆禁止世界大会開会総会や5日の分科会「福島原発事故と脱原発社会の選択」についても学習しました。
分科会では、福島第一原発事故の現在の状況や被害の実情、新規制基準、原発停止状況と審査状況など報告・提案を受け、脱原発社会を選択していく上で何が必要なのか等について討論しました。
式典当日は、まるで人類史上初の原子爆弾によって奪われた命、今もなお原爆被害の後遺症で苦しんでいる方を慰めるようなひんやりとした雨が43年ぶりに降り続いていました。
松井一實広島市長は平和宣言で「子どもたちから温かい家族の愛情や未来の夢を奪い、人生を大きく歪めた原爆は絶対悪」と指摘。「日本国憲法の崇高な平和主義のもとで、69年間戦争をしなかった事実を重く受け止める必要がある」こと、「名実ともに平和国家の道を歩み続ける」こと、「核兵器の廃絶と世界恒久平和の実現に向け、世界の人々とともに力を尽くす」ことを表明しました。
私は、日本国憲法の根本規範である平和主義を基調にして、戦争による惨禍がこの世界に繰り返されることがないよう、国際社会の平和と安定に尚一層取り組んでいきたいと思います。また、福島原発事故の被害者の立場に立ち、その救済と福島の再生に努力するとともに、2030年代に原発稼働ゼロを可能とするよう地方議員の一人ではありますが、しっかり取り組んでいく所存です。
核と人類は共存できない。平和憲法を守る。核も戦争もない世界をみんなで拡げていきましょう。
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